副専務理事所信


 私たち船井青年会議所は明るい豊かな社会の実現を目指し、まちづくりやひとづくりの視点からこの地域に対し様々な問題意識を持ち、提起し事業を展開しています。その活動を通じ多くの人々と交わり、議論し、知識を得て成長していくことのできる団体として青年会議所は私たち若い世代を育成する貴重な場であると私は考えます。今私たちの住む地域では、少子高齢化の波に歯止めがかからず、次代を担う若い世代への社会的、経済的負担は今後より一層大きくなると考えられます。若い世代の人材を育成することはその解消の一助となり、活気あふれるまちづくりに大いに役立つと考え、その時のために今のうちに必要な知識や知恵を身に付け、考える力を養い、人との繋がりをもつ必要があるのではないでしょうか。

 

 船井青年会議所における専務の仕事は、組織運営の中核をなし非常に重要かつ多くの仕事量をこなさなければなりません。今年度私は副専務として、組織運営がスムーズに行く様に理事長、専務そして心の発信委員会はもちろんのことメンバー全員と積極的にコミュニケーションをとり、理事長、専務を補助し、下支えしていきます。

 

 そして会員拡大ではその旗振りを任されました。入会候補者が見つかっても言葉による勧誘では十分に青年会議所活動を理解していただくことが難しく、なかなか入会まで至らないのではないかと考え、今年度はサポートメンバー制度も積極的に活用し、候補者に実際に私たちの事業に参加していただけるようにし、メンバーとの交流を図り、スムーズに青年会議所に入会できる流れを作りたいと考えます。

 

 また特別委員会の委員長として担当する賀詞交換会では私たちが行政、各関係諸団体の方々に賀詞の交換の場を提供することが主たる目的ですが、行政、各関係諸団体が一堂に会する場で青年会議所の活動理念や今年度の方針を示し、この地域に根差すまちづくり団体として今の地域の現状を検証し、参加者の方々と今後のまちのあり方についての考えを共有できる場となるよう設えたいと考えます。それがまだ見ぬ地域の未来をより良いものとするときっかけとなると確信いたします。

 

 今年度多くの担いを与えていただきました。これをやりがいに感じ積極的に挑戦していくことが自己の成長となり、それが船井青年会議所の力となり、やがてこの地域をよりよくするための力となることを信じて一年間活動に邁進していきます。